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第17回 本間清さん(56歳) <本間鮮魚>

本間さん
プロフィール
岩船下浜町生まれ。村上桜ヶ丘高校商業科卒。新潟市の鮮魚仲買い業者で約2年間修業の後、自営業に従事、現在4代目店主。
岩船港鮮魚センター専務取締役2期目。新潟漁協岩船港支所仲買人組合長。
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新店舗壁面に描かれた魚のイラストは下浜町の新しい風景。3階に魚の干し場を設け、加工や手間も格段によくなったというカクキさん。10月から仕込んだ塩引き鮭の販売が11月末から始まっています。岩船にとって大問題の魚の水揚げを、ベテラン仲買人にインタビューしました。

創業は明治と聞いています。

代々魚屋として商いし、主に神林地区を回っていたようです。リヤカーで歩き、冬場はソリを引いて行ったらしいですね。昔は夜中に船が入港し、セリも今みたいに時間が決まっていなかったので、父親が1時2時に出掛ける日もありました。魚もたくさん上がっていたしね。かつて岩船は半農半漁の町で、港が活気づけば町も潤った。今、岩船の人口は4300を切っていますが、商売の低迷は大型店が出来たせいもあるけれど、地元の購買力、口数の激減も大きな理由だと思います。

道路拡張での変化はありますか。

見晴らしがよくなったためか、鮭などを買いに寄ってくれるお客さまが増えました。この場所へ来たのは平成22年ですが、実は道路拡張で店を移動するのは2度目で、昭和の合併(1954年)のころに以前の場所に店を引っ張ってきてるんです。それ以前は移動する前の稲葉鮮魚さんの脇にありました。通り過ぎる車も県外ナンバーが増えています。

従事されて34年、この間の市場の変化を教えてください。

私が30歳のころは、セリは午後6時スタートで、夜中の1時近くまでかかった。今は長いときで3時間、早くて2時間で終わってしまうんです。上がる魚が少なくなったのは船が少なくなったからなんです。山北の方は、漁港がいくつもあるから船数が保たれてる。本来は岩船港の魚を自慢して売っていきたいわけですが、よそから仕入れて売らないといけない。今年の猛暑では海水の温度が高かったせいで、北海道の鮭などは大型のが捕れてないらしいです。鮭にしても安い魚は提供できない、そこをどう頑張って乗り越えるかです。

一日のスケジュールはどんなふうなんでしょうか。

起床は6時で、店に出るのが7時半、配達や帳面をして午後から鮮魚センターで店頭に立っています。帰ってきてセリ、伝票書きやトラックの手配で終われば10時です。あとは寝るだけですね(笑)。日曜はセンターがあるので、丸一日休みという日は年に2回か3回しかないですが、身体の続く限りやっていきたいです。

取材メモ

新しいお店の事務所で夫婦仲良く出迎えてくれたカクキさん。清さんいわく、奥さんは料理の腕前が抜群! 特に魚料理は最高とのこと。いや~ごちそうさまでした(笑)