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第12回 村山哲史(てつゆき)さん(39歳) <ケーキハウス村恭>

村山さん
プロフィール
東京都豊島区池袋育ち。母が岩船縦新町出身で岩船は第二の故郷。
豊玉小学校・同中学校、練馬高校、パルビジネス専門学校。卒業後は実家の葬祭業に従事し、親族の結婚式で岩船におよばれに来た際、村山智美さんと知り合い結婚、24歳で(有)村恭に入社。
専務取締役。岩船商工業会商業部員、上大町若連中副会長。
■会員ページ:ケーキハウス村恭 →

東京の人なのに、すっかり岩船に溶け込み積極的に町づくりに参加している哲史さん。畑違いの世界から百年を越える老舗・村恭に入り、看板商品クレープを担当するなど、垣根を軽く飛び越える行動力の持ち主です。

仲間づくりなどで心がけていることはありますか。また、岩船について感じることを教えてください。

人脈づくりとかって考えると気を遣ってしまってダメなんで、年齢関係なくおつきあいするようにしています。岩船はみんないい人ばっかりですよね。よそから見れば一見受け入れてくれなさそうなイメージですけど、打ち解けるとまったく違う。ここには自然も、食べ物も、いいものがたくさんあるのに、みんな気づいてない気がします。もっと発信した方がいいです。

お店を引き継ぐことにプレッシャーはなかったですか。

小さいときから年に一度は岩船に来ていたので、店はもちろん知っていました。料理は嫌いじゃなかったし、何も経験のないところから入ったので、教わっていくのは面白かったですね。お菓子というのは、お客さまの笑顔に直結している商品なので、そういうものを作ることが出来るのは幸せだと思っています。

哲史さんが新たに作った商品はありますか。お店のエピソードなども教えてください。

シフォンケーキ、バウンドケーキ、フィナンシェなどを作りました。ミネラル工房さんの塩や村上茶、朝日村の桑の葉など、地元の素材を使うようにしています。最近は、たけうち豆富店さんから素材をいただいてジェラートにしました。ときメッセで開かれる「新潟うまさぎっしり博」に出店しているのですが、第2回目のときに3,500個くらいでいいだろうと思って持って行ったクレープが夕方で売り切れてしまい、閉館までひたすらお客さまに謝り続けていたことがあります(笑)。

アウトドアや釣りが趣味と聞いています。

イメージ

釣りを本格的に始めたのは20年くらい前です。休みの日はひたすら釣りをしています。東京だと、遊びに行くのに時間もお金も掛かかる上、帰りに渋滞に巻き込まれたりと、かえって疲れてしまうことがあるんですが、ここだと普段からアウトドアです。素晴らしいことですよね。

取材メモ

冷凍発送を始め、北海道にもお得意様が出来たという村恭さん。今月は新潟市での販売が続きます。7月7日(土)から8日(日)まで万代シティバスセンター2階レインボーカフェ、7月18日(水)から24日(火)まで新潟伊勢丹地階・洋菓子売り場の予定です。