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第7回 鈴木裕子さん(49) <PADDLE (パドル)>

鈴木さん
プロフィール
岩船上浜町生まれ。小学校4年の時に八日市へ引っ越し、村上女子高等学校、新潟理容美容専門学校卒。
新潟市の化粧品会社を経て、岩船駅前「ヘアースタジオあど」にエステシャンとして勤務し、通信で美容師の資格を取得。
2004年に住居を新築し、同地で開業。長女20歳、長男17歳。
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高校時代から変わっていないというスレンダーな体型と、ばっちり決まるショートヘア。センスある着こなしにいつも驚かされる裕子さん。ルックスとは真逆の気どらないおしゃべりも魅力で、インタビューは時間切れ・・・

お店の外観もインテリアもさすがのセンスですが、設計はあど先生のだんなさんですか?

そうです。店にある絵は伴田充さんの作品です。店のオープンであど先生から伴田さんの絵をいただいたのがきっかけで、ギャラリー・ペイジを見に行くようになって。すっかり気に入って、店名入りの絵を描いてもらいました。インテリアの相談をしたり、オブジェのほかに最近はスツールも作ってもらいました。

美容師はいわば職人ですが、お店を持つと経営の能力も必要ですね。

仕入れなどについては、先生に教わってきたんですが、最初はどれくらいのお客さまが来てくれるのか不安でした。一年やってみて売り上げが安定した時は安心しました。2人分の給料を取らないといけないので(笑)、家のことは母にやってもらって、もっぱら男役です。

ほっそり体型を維持する秘訣はなんですか。

スポーツとか全然やってないです。でもお酒を飲めないし、食べ過ぎには注意しています。髪は勉強のためによそでカットしてもらってるんですよ。職業柄、きれいにしていなくてはいう意識を持つようにしています。洋服は明るい色が好きですね。

岩船町の事情も合わせて、お店の展望を教えてください。

イメージ

お客さまとの会話で、町の行事に参加する子や、通学班の人数などがどんどん減っているという話題が出ます。仕事ばかりして、自分の子のことさえ見てこなかったことを反省しています。
あと20年やっていくとして、私は70歳、お客さまも同じに年をとるわけです。女の人は病院に行くだけでもきれいにしていたいもので、旅行などのイベントがあれば整えたい思う。そんな日々のお手伝いをしながら、一緒に年をとっていきたいですね。
若い子たちから「あのばーちゃんに髪を切ってもらった」と言ってもらえるばーちゃんになれればもっといいです。